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カルタゴ・ノウァの戦い(カルタゴ・ノウァのたたかい)は、第二次ポエニ戦争後期に起こった、大スキピオ率いるローマ軍によるヒスパニアのカルタゴ勢の本拠地カルタゴ・ノウァへの攻撃のことである。大スキピオがヒスパニアで初めてカルタゴ勢を撃破した戦いである。また、紀元前211年に起こったバエティス川の戦いで失ったローマの勢力を再復した戦いでもある。 == 背景 == 第二次ポエニ戦争開始後、ヒスパニアでは善戦していたローマ軍だったが、紀元前211年に起こったバエティス川の戦いでハスドルバルによってグナエウス・コルネリウス・スキピオ・カルウス・プブリウス・コルネリウス・スキピオらの軍が壊滅した。事態の解決を図るためにローマ元老院はガイウス・クラウディウス・ネロを派遣したが、ハスドルバルに逃げられた。それに対し、元老院はプブリウス・コルネリウス・スキピオの息子大スキピオ(以降、スキピオ)をヒスパニアに派遣した。ヒスパニアのローマ軍の本拠地であるタッラコ(現タラゴナ)に到着したスキピオは、ユニウス・シレヌスに本拠地を任せ、自身は早春に3万人の兵力を、副将のレリウスは30隻の船を率いて、カルタゴ勢のヒスパニアの本拠地カルタゴ・ノウァに向かった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カルタゴ・ノウァの戦い (紀元前209年)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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